12月15日(土)

電極付き時空迷子
ミハエルさん達のご招待を受けて、ALGセッションに参加させていただきました。今回は袋猫さんがPC1をやるというすばらしい企画だったので、個人的にワクワクしておりました。



「きっとみんなブッ飛んだキャラでくるだろうなー…」とか、勝手に失礼極まりないメタを展開してキャラメイク。

あらかじめいたリターナー2LV/レジェンド2LV/ホワイトメイジ1LVのサポートしかできないキャラを少しいじって作成。なんかハンドアウトテンプレートが使えるとか使えないとかって話だったんで、一応「タイムジャンパー」を想定しておくも、結局キャラメイクと昼食が長引いたのでハンドアウトテンプレートは未使用ということに。でも、設定が違和感なく導入できるので、キャラの生い立ちなんかには「タイムジャンパー」と同じ設定を付加しました。



名前はアリア・エルグラント。何度も時空間跳躍を繰り返した結果、自分がいた年代のことを忘れ、時差ボケ(?)によって言葉遣いがおかしくなり、未来世界で不治の鼻炎を患い、迷子になっていたところを時間管理局のエージェントに救出され、そのまま時空跳躍者として働くことになった少女。マインドロックの効果が薄いため、追加で電流発生装置を取り付けられており、NGワードを口走った瞬間に1D6点分ぐらいの電流が体中を駆け巡る。(しかし装備の効果で雷属性のダメージを6点軽減できるので、実際にHPは減らない。)



こんな感じで作成し、周囲をチラッと観察。するとなんということでしょう。「異常者は卓内に俺だけ、うぇっうぇっwww」という派手な自爆っぷり。

とは言うものの、PC2はマシンヘッド、PC3は「主我」持ちの魔剣、PC4(私)は時間管理局の時間跳躍者、PC5はフォックステイル…











「ただの人間に興味はありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら私のところに来なさい。以上」





今回のPCだけでほとんど揃いました。







私のPCは、特異点を保護するためにPC1達の世界に時空跳躍したものの、なぜか特異点に関する情報が欠落してしまい、「マインドロックのせいなのかー? これは困ったなー。」というところからスタート。さっそく「特異点を見つけ出す」というクエストを与えられ、セッションスタート。



今回のシナリオはめちゃくちゃおもしろかったです。絡み合う伏線、己の目的を貫こうとすると他のPCと対立してしまう仕組み、PC1に隠された真実と、物語のクライマックスに用意されていた究極の二択…などなど…これだけ多くの「要素」を取り込みつつキレイにまとめたミハエルさんの能力に脱帽しました。帰りの車内では溜め息が漏れるほどでした。

また、PC1として派手に担ぎ出された袋猫さんも、我々の想像をはるかに凌駕した(逆に言えばいい意味で裏切った)PC1っぷりでした。魅力的な演出に、涙を誘うセリフの数々。今回のシナリオがもし映像化されたら、私は間違いなくクライマックスで涙を流すでしょう。

というワケで、ミハエルさんと袋猫さんの地力をたっぷりと見せ付けられた1日でした。もちろん、同卓した他のPLさん達も素晴らしいプレイングを行ってセッションを盛り上げていたことを、ここで改めて書き記しておきます。





しかしまぁ…なんだ。



















俺だけが俺じゃなかった。




満足にリサーチもせずに特異点をあみだくじで決めようとしたり、時間の都合でEDを巻き進行にさせてしまったりと、粗相連発だった気がします。変なキャラは思いつくんだけど、上手に回せないなぁ。もっと自重しておけばよかったです。





以下、描写。







〜オープニング+最初のリサーチシーン〜

 アリア・エルグラントは、時間管理局に所属する時間跳躍者だ。彼女は今回、滅びの時を迎えつつある未来を救うため、時間を遡り、その事象に大きな影響を与える特異点を保護しにやってきた。


「おぉ? クラクラするのだー。」


 時間跳躍による意識の混濁を抑え、アリアは見慣れぬ町を数歩歩いた…が、次の瞬間、異変に気づいた。


「おぉ? アリアは何をすればいいんだったかなー?」


 目的を見失ってしまった…どうしようもないほどの落ち度だが、アリアはそれを時間跳躍による時差ボケと強引に解釈し、思考を張り巡らせる。


「そうだ、困ったら管理局に連絡すればいいのだ。アリアはなかなか賢いなー。」


 この時代のそれよりもさらに小型化された通信装置を取り出し、管理局へと連絡をするアリア。取次ぎしてもらい、数分後に局長と会話をすることができた。


「局長。」
「おお、どうしたアリア。何か問題でも起こったのか?」
「いやー、何も起きていないぞー。」
「はぁ? じゃあどうしたんだ?」
アリアは何をするんだったかなー?
「おい! …ったく、しっかりしろよ。いいか、お前は特異点を探し出して保護するんだ。特異点は「Ш×@$ズキュゥゥンж△£」だ。」


 局長が特異点についての説明を始めた途端に、彼の言葉が頭に入らずそのまま流れていった。特異点のことだけが思い出せず、特異点の情報だけが聞き取れないのだ。


「………………。」
「おい、聞いてんのか?」
特異点は放送コードにひっかかるような名前をしているのかー?
「ハァ? 何バカなこと言ってんだお前、さっさと探して来い!」


 通信は一方的に切断された。後に残されたのは、目的を見失った少女ただ独りだった。


相変わらず局長は使えないのだ。


 すると、アリアは視界の隅に一人の少年を捉えた。少年は傷つき、ボロボロになりながら倒れていた。


「ん? 少年が倒れているぞー。」
「第一村人発見だなー。早速声をかけてみるかー。」





※この少年は今回のPC1。オープニングでBOSSに敗れ、コネクションの少女をさらわれたあげく、変身も解け、傷つき倒れていた。





 ボロボロな姿のまま、地に伏し、うめきながらも起き上がろうとするその少年の眼前に、アリアはスッと腰を下ろした。


「………ッ?」
「なーなー、少年よ、どうしたのだー?」


 感情の読み取れない不思議な眼をした少女に困惑しながらも、少年は体を起こそうとする。


「涙を拭いて、鼻をかむといいぞー。」


 アリアは、手にしていたティッシュ箱の1つを差し出した。ちなみに、もう1つのティッシュ箱はすでに空になっており、ゴミ箱として役に立っていた。


「な、泣いてなんかいないさ…ッぐ…いってー…」
「ケンカしたのかー?」


 普通の高校生同士がケンカしたとしても、ここまでボロボロにも満身創痍にもならないだろう。しかし、意識を保っているだけでもやっとの状態であるにも関わらず、必死に立ち上がろうとするその少年に対し、アリアは質問した。


「…ケンカ…みたいなもんかもな…」
「負けちゃったのかー?」
「……ああ、俺は…負けた…彼女を…沙希を守れなかったッ…!」
かわいそうだなー。
「……………。」


 人の言葉というものは、時としてどんな暴力よりも強く、激しく、人を傷つける時がある。アリアの何気ない一言は、少年の心を根元から粉砕しかけていた。


「涙を拭いて、鼻をかむといいぞー。」
チクショー!


少年の心が今…音を立てて砕け散った…







〜数シーン後、PC3との合流時〜

 過去世界にジャンプして数時間が経過した頃、アリアは見知った顔の男を発見した。男の名は橘久頼。かつて同じように時間跳躍を行った際に協力してくれた現地人だ。  アリアは、立ち止まって何か考え事をしている橘の元までトコトコと走って行き、声をかけた。


「タチバナヒサヨリが現れた。」
「ん? おぉー、アリアじゃないか。ずいぶんと久しぶりだなー。」
「そうかー? 3日前ぐらいに会ったばかりじゃなかったかー?」
「ハァ? お前と最後に会ったの、2年以上前だぞ?」


 双方の時間がずれているのは、当然アリアが行った時間跳躍のせいである。この時代から2年ほど昔に、アリアは橘と共に戦った。しかし、アリアにとってはその時代へのジャンプは3日程前の出来事だったのだ。
 この失言に対し、彼女のマインドロックに取り付けられている電流発生装置が反応した。アリアの脳天から爪先へ、およそ1D6点分の電撃が走った。


「おぉ!?」
「な、なんだ、どうした?」
「な、なんでもないのだー。減点1なー。」
「お前、今なんかビリッとしなかったか?」
「し、していないのだ。アリアはビリッとなんかしてないのだ。」


 首をブンブンと横に振り、慌てふためくアリア。橘はその様子を若干気にかけながら、話を進める。


「そう言えばアリア、こんなところで何やってるんだ?」
「んー?」
「また何か変な事件に首でも突っ込んでるのか?」
「んー、アリアは特異て…おぉ!?」


 「特異点」という単語は、マインドロック的にはNGワードだったようだ。容赦のない電流を浴びながらも、平静を保つように心がけながら橘と話を続けるアリア。しかし橘からしてみれば、アリアの胡散臭さはとっくに限界値を超えていた。


「おい、大丈夫かさっきから?」
「なんでもないのだー。減点2なー。」


 ワケのわからないことを言いながら、途端に余所余所しくなったアリアを見て、橘は口元をニヤリと歪めた。


「お前何か隠してるだろ?」
「な、なんのことだか…アリアはなにも隠してないのだ。」
「ウソつけ、そぉら、白状しろ!
「あっ、やはははははは! や、やめるのだタチバナヒサヨリ!」


 橘はアリアの脇へ素早く両手を潜り込ませると、本気でアリアをくすぐり出した。尋問の開始だ。


「あはははは! あ、アリアはくすぐりに弱いのだ! やめて!」
「正直に言ったらやめてやるぞ!」
「ダメなのだ! 正直に言うと電気が流れる仕組みなのだ!」
「ワケわからないこと言ってんなー。じゃあいいよ、やめないからな。」
「あははははは!! た、タチバナヒサヨリは、あははは、意地悪なのだ!!」


 自分で言うだけあって、本当にくすぐりに弱いようだ。苦しそうに笑うアリア。片手で掴んだティッシュを鼻にあて、未来鼻炎によって溢れ出す鼻水を必死にせき止めながらも、もう片方の手で必死に橘の手を振りほどこうとする…しかし、無駄な抵抗でしかなかった。


「フッフッフッ…いつまでもつかなぁ〜?」
「わ、わかった、言う、言うからやめてほしいのだ!」
「言ったらやめてやるよ。」
「やめてもらわなきゃしゃべれないのだ、あはははははは!!」
「じゃあ仕方ないな、続けるまでだ。」


 とうとうアリアの我慢に限界が訪れた。


「あ、アリアは特異点を探しているのだ! 保護しないと世界がドーンってなってし…うぅあ、いって、いってー!」


 目的を包み隠さず正直に吐露した代償は、装置が発生できる最大出力の電流だった。しかし、一瞬の苦痛と共に、橘の手がアリアから離れていった。とりあえずは開放されたようだ。


「うぅー…ビリビリするのだー…」
「アリア、何か怪しい装置でも埋め込まれているのか?」
「そうなのだー…」
「そっか、やっぱりな。」
「うぅ…現地人の手によって、拷問という名の辱めを受けたのだ…おぉ!?」
「ど、どうしたアリア!?」


 どうやら、「現地人」もNGワードだったようだ。







私のPCは、だいたいこんな感じのやり取りが続いていました。PC1にはひどいことをしてしまったけど、すごく楽しかったです。PC3には、コネクションで「幼な子」を指定してもらったのがよかったのか、すごくやりやすかったです。



でも一番楽しかったのは、PC1が特異点である可能性がどんどん高くなっていった時のこのセリフ…



「喜べ、キリハラハルカ。25%の男から50%の男になったぞ。」
「なんだかよくわからねぇけど、すぐに100%の男になってやるさ!」
「おぉ、キリハラハルカが男前なのだ。」



というわけで、主に自分のことだけ書き殴った感想でした。参加者のみなさん、お疲れ様でした&迷惑かけてごめんなさい&素晴らしいセッションをどうもありがとございました。



12月15日(土)

すべてのキャストとゲストとPLにハッピークリスマス
RLで、N◎VAセッション『聖夜の祝福 〜メカセイジ襲来〜』をプレイしてきました。子供の御使いさんのところでメカマミーを見た時、「これだ! 俺はこういうのがやりたかったんだ!」と痛感し、作成したシナリオです。といっても、ネタのかけらとして書き殴っておいて、発表の機会を窺っていたので構想自体はだいぶ前から行っておりました。



久しぶりに作ったギャグシナリオだったんで思いっきりやってきました。

毎年恒例と化した暴れんぼうのサンタクローストループ。才能の活かし方を完全に間違えたタタラのDr.アカマツ。黒服を脱いで赤服に身を包んだクサナギ達。言動にはボスの風格が漂っているのに薬中のギタリスト。もはやピエロかツンデレにしか見えない本物の天津征司。アカマツの狂気の副産物、聖夜を迎えたN◎VAに降臨した鋼の巨神兵などなど…ラリったゲスト達を大勢使用して参加キャストの聖夜を心の底から祝福してやりました。

以下、作中のテンションを理解してもらうためにいくつか描写を。







〜一番最初のRLシーン〜

某所某刻、サッパリとした清潔感のある室内に、1人の少年(天津征司)と、その少年を取り巻く無数の黒服達(クサナギ達)…そして、白衣に身を包んだ1人の研究者がいた(今回ゲストのDr.アカマツ)。

「とうとう完成したそうだな、Dr.アカマツ。」
「ハイ、これも坊ちゃまの惜しみない資金援助のおかげでございます!」
「そんなことはどうでもいい。要は使えるか使えないかだ。」
「クハハハハ! もちろん、性能に関しては絶大な自信がございます!」
「フン…では、早速見せてもらおうか。」

 少年の言葉を受けて、研究者は待ってましたと言わんばかりの表情を浮かべ、リモコンを操作した。すると、彼の横にあった一辺2mほどのコンテナが白煙を吐き出しながら開いていく。
 箱から出てきたのは、なんともお粗末な外見をした人型の機械人形だった。

「……あ…………う………。」
「クハハハハ! 驚きのあまり声も出ませんか!」
「Dr.アカマツ…これは…その…なんだ?」
「よくぞ聞いてくれました。これが我輩の最高傑作、その名もメカセイジでございます!」
クサナギ、今すぐ破壊しろ。
「どわー!! 坊ちゃま、いったい何をお考えで!?」
「やかましい、こっちのセリフだ! 多額の資金援助をしてやったというのに、こんなガラクタを作成していたというのか!?」
「ガラクタですと!? 新たなる世界の支配者である坊ちゃまのお姿をイメージして作成した我輩の最高傑作をガラクタとおっしゃいましたか!?」
「勝手に人の姿を模すな! いい恥晒しじゃないか! …って危ねぇ、そもそも全然模してないだろ! 似てないにもほどがある!」

 しかし、少年の抱いた感想とは裏腹に、黒服達にはその姿形が好評のようだった。

「いやぁ、しかしものすごい完成度ですなぁ。」
「この機械的で冷徹な眼差しなど、征司様そっくりだ。」
クサナギィィィィィィッ!!
「驚くのはまだ早いぞ、クサナギの諸君! そのメカセイジは、なんと喋るのだ!」
「バカな…ありえん!」
「征司様の辛辣な口調を模倣するなど至難の業…墓穴を掘ったな、Dr.アカマツ。」
「墓穴かどうかはすぐにわかる! 行くぞ!」
「グミンドモガー」
「征司様!」
「おお、征司様だ!」
「何ということだ! 人の技術の躍進はいったいどこまで!」
お前ら全員処刑だぁぁぁぁぁ!!

 息を切らして憤慨する天津征司に、Dr.アカマツは不安そうな表情をしながら問いかけた。

「坊ちゃま、いったい何がお気に召さなかったのですか?」
「お前が得意げに自慢した、名前と姿と機能の3項目だ!」
「それではすべてではないですか!」
だから全部気に喰わないんだよ!!

 Dr.アカマツの心に稲妻が落ち、彼は数歩後ろによろめいた。

「何ということだ…坊ちゃまなら…坊ちゃまなら必ずや我輩のことを認めてくださると思ったのに…」
「むしろ貴様だけは認めるわけにはいかなくなった。クサナギ、その木偶人形を破壊しろ。」
「くっ、ここでメカセイジを失うわけにはいかん! こうなったら!」

 Dr.アカマツがリモコンで操作をすると、メカセイジは天津征司に向かって体当たりを仕掛けた。

「がははははは! どうだ! これでどっちが本物か区別がつくまい!」
人を馬鹿にするのもいい加減にしろ! お前の木偶はそこまで精巧にできちゃ…」

 瞬間、天津征司の表情が凍りつく…彼の目に、困惑を隠せぬクサナギ達の姿が飛び込んできたからだ。

「な、なんというこだ! 征司様が2人!」
「これでは、どちらがDr.アカマツの発明品かわからない!」
わかれよ! どう見てもそっちがメカだろ!
「ボクノマエニヒザマヅケー」
「征司様!」
「こっちが本物だ!」
「え!? お、おい、ちょっと待て!」

 胡散臭いながらも確証を得ると、クサナギ達は手の平を返したかのようにいつもの冷静さを取り戻した。

「ふん、機械のクセに慌てているぞ。」
「しらじらしい。坊ちゃまがその程度で取り乱すはずがないだろう。」
メカと間違われたらさすがにボクだって取り乱すよ! ちょっと待てって言ってるだろ!」

 そしてその状況に終止符を打つために、メカセイジに媚を売るDr.アカマツ。

「いやー、坊ちゃま、さすがですな。いやいや、我輩が間違っておりました。あんな木偶人形など放っておいて、新たな発明に着手させていただきたく思います。」
「ヨカロウ」
「ありがとうございます!」
「アカマツゥゥゥ!! 何を独り芝居やってんだァァァ!」
「やかましいメカだ。」
「放っておいていきましょう。」
「イクゾクサナギドモ」
「はっ、征司様!」
「おい…ちょ、ま…」

 ドアが閉じ、少年は独りになった…







〜PC1のオープニングシーン〜

RL 「君は最近世間を騒がせている、謎の昏睡事件の調査を行っているところだった。今日はクリスマスイヴ…町中が華やいでいる。辺りに流れるクリスマスソング、まばゆく輝くイルミネーション、ライトアップされたツリー、そして目の前には暴徒と化したサンタクロース達…すべてがいつも通り…去年と何一つ変わらない光景だった。」

サンタクロースのトループ達が狂乱しながらメインストリートを占拠

サンタ達 「イェア!! メリィィィィィィィクリスマァァァァァァァァス!!」
サンタ達 「ヒャハハハハ!! 楽しくやってるか、生ゴミ共!!」
サンタ達 「これから最ッ高にハッピーなプレゼント交換会をおっ始めるぜ!!」
サンタ達 「ルールは簡単、テメェらは金と命を差し出すだけだ!! そうすりゃ俺達がとびっきりのホットショットをくれてやる!!」

サンタ達 「ヒャハハ!! まずはお前からだ、俺と交換しようぜ、メリィィクリスマァァスッ!!」
パンピー 「う、うわぁぁぁぁ!」

RL 「涎を撒き散らしながらマシンガンを乱射し、パイナップルを周囲に転がすサンタクロース達…ストリートではよくあることだ。







などなど…胡散臭い描写てんこ盛りでお送りいたしました。クライマックスでは「零式機械化兵」として製造されたメカセイジが、「ラケッテン・パンツァー・グレネード」や「白熱掌」、「オービット・レイ」を駆使して戦闘。しかし手加減してDr.アカマツが持つ「アドバイス」や「パーソナルバリア」の宣言をせずに戦ったら、キャスト達が予想以上に強く、神業使わされまくりで防戦一方。

結局、密かにメカセイジよりも危険かもしれないゲストのギタリストなんか、1回も行動できずに憤死。「芸術:ギター」を軸に「集団催眠」や「サブリミナル」を組み合わせて大惨事を引き起こす予定だったのになー。

終盤ではアカマツが持つ「タイムリー」を使用して、人の魂を糧にして半永久的に稼動する鋼の巨神兵…G・メカセイジがN◎VAの街に降臨。登場と同時に「ブレイクスルー」を宣言し、イワヤトビルに核ミサイルを発射。これをPC1のカブトが「インヴァルネラブル」、大剣を振り上げて跳躍し、放たれた核弾頭を一刀両断するというナイスプレイ。

G・メカセイジは「瑠璃唐草」の魔器だったんですが、リアクション不可に対応できず、PC1の「ク・フレ」とPC3の「徹し」を組み合わせた「呼吸」にボコボコにされ、最後はPC5の「ラッキー・ストライク」が重要機関に直撃し、ずいぶんとあっけなく撃沈。



戦闘バランスの調整と、中盤(特に合流など)でのテンポの悪さが目立ちましたが、ギャグとシリアスのバランスは上手に保てたと思います。

当日に急遽PC枠を変更したんですが、PC1からPC2に降格したはずのカブトが、キャラクターの持ち前の性格と古源さんの ロールプレイのおかげでメチャクチャ目立ってました。あのキャストは強いしカッコいいし、こちらの想定の2倍以上にいい動きをしてくれる。あれだったらカブトがPC1のままでもよかったかなーと思えるぐらい、際立っていました。もちろん、他のキャスト達もギャグとシリアスの狭間に呑まれることなく上手に動いていました。



PL全員爆笑させることができて本当によかったです。何かといじりがいのあるシナリオでしたが、毎年恒例の一発ネタなので二度と日の目を浴びることはないでしょう。



とか言いながら、実は次回作、『メカセイジの逆襲』を構想し始めている俺がいるわけなのですが…



やるかどうかは置いといて、とにかく、参加者の皆さん、本当にお疲れ様でした。すばらしいセッションをありがとう。そして1週間ぐらい早いけど、メリー・クリスマス。



12月14日(金)

確かな後悔
現在15日の午前1:30頃。ようやく明日のN◎VAシナリオの打ち出しが終了。あとはゲストデータを作成して、プリントアウトするだけ。

正直今回は、完全な準備不足。しっかりとやりたいことが決まっていたからこそ今日1日で作れたものの、もしそうじゃなかったら確実に間に合わずに頭抱えてた。

もっと早くから製作に取り掛かればよかったんだろうけど、考えてみたら11月23日まではT会さんとの交流会のためにシナリオ作成と日程調整などを行い、それからしばらくは忘年会やら就職先のあれこれやらで時間が潰れ、さらには卒業アルバムの作成やら奨学金の返還手続きやら、来週から始まる神奈川&京都旅行の計画やらでうぼぁー。そこに2つのバイトが合計週4で入ってたら、いくらなんでも時間なさすぎだってば。



思いっきりテンション上げてブチ撒けたいシナリオだっただけに、準備不足で不完全な形で提供しなきゃいけないという事実が無性に悔しいです。明日どんなにうまくいったとしても、それは俺の中では80点未満でしかなくて…



ってか、書いてて思ったけどこんなこといつまでもウジウジグダグダと書き綴ってたってしょーがねぇや。見苦しいったらありゃしない。完全に準備ができてたって、100点のシナリオなんか理論上作れやしないんだから、手元にある「今の形」のシナリオを完璧に回すしかないですよね。

っつーワケで、気合入ったところでメカセイジ作ってきます。明日は一足お先にクリスマス先取りじゃ。



12月13日(木)

どっちもボクサーじゃねぇし
南長崎との会話。



 「今何してた?」
俺 「髪切りに来たんだけどメチャ混んでて…「はじめの一歩」読んでる。」
 「どのへん?」
俺 「伊達がリカルドにボコられてるとこ。」
 「あー、そのへんか。」
俺 「試合中よりも、回想とか試合後で感動するんだよな、この試合。」
 「そーだっけ? 覚えてねぇや。」
俺 「お前どのキャラが好き?」
 「俺? 俺は久美ちゃんだな。」
俺 「間柴妹www」
 「お前は?」
俺 「俺は飯村真理だね。」
 「やるじゃんw



何がどう「やるじゃん」なのかはわからないけど、俺達らしいっていうか、クズらしい会話だなぁ。



12月12日(水)

早い話が般若補正
PSPが無性に欲しくなりました、MERUでございます。スターオーシャンやりたいです。京都行って帰ってきてやたらとお金が余ってたら買うかもです。同梱版とか手に入らないかなー。



今週末にGMやることになっているんですが、日中は毎日講義かバイトで潰れている。しかも、卒業アルバムの作成や奨学金返還の手続き、旅行の準備や計画も今週中になんとかしなきゃいけない…



今さらながら、ブレカナのサンプルとかにしておけばよかったなーと。




金曜の夜が勝負だなー。フローチャートはできてるから、あとはイベントでボリューム感を出せればOKか。



12月11日(火)

聞いたかよオイ、ダーリンだってよ! 私の聖だってよ! たまんねぇなおい!



我が生涯に一片の悔いなし!!






12月10日(月)

もはやシャミとしか
カマイタチ=30%
白虎=30%
稲妻=中盤で80%まで回復し、終了時に20%
青龍=中盤入る前に撃沈



カマイタチは以前一部がムズイとか書いたけど、ぶっちゃけ全部ムズイわ。発狂地帯抜けてもムズイ。なんであそこでゲージ増えてるのか未だに理解できないくらい。

白虎は練習したおかげでだいぶ押せるようになった。でも、最後の連弾で30%削れるとかだいぶ終わってる。 最後の部分を重点的に練習しよう。あそこでゲージを維持できるようになれば、普通に選曲してもクリアできるようになるから。

稲妻は序盤から中盤にかけて完全に回復するようになった。終盤を上手にまとめて、ゲージを維持したまま青龍に突入したい。この曲も終盤を練習。

青龍は中盤突入前の同時押しゾーンでpoorが出まくる。がんがれ、超がんがれ。努力と練習が足りない。



大学付近の非純正画面で結構いいとこまでいけたので、黒メジャでやったらこれクリアしちゃうんじゃねとか思ったけど、実際やってみたら非純正画面の時より早くさっさとくたばった。







つ、疲れてただけなんだからっ! 本気を出せば九段なんか明日にでもクリアしちゃうんだからね!





そろそろ15thが稼動しちまう…それまでになんとか…九段取得を…ッ!!



12月9日(日)

N◎VA−T(テニヌのT)
・「スイートパイン」か「17ゴーゴー」を「練気」しながら「武装弓」で発射し、「ワシの武装弓は百八式まであるぞ。」という。

・「羅刹」や「縮地」でアクションランク(リズム)を上げ、「クイックドロー」から音速弾。

・「オービット・レイ」を使って菊丸ビーム。

・ヒルコで「領域(手塚ゾーン)」+「消沈」で何もかも失敗させる手塚ファントム。

「シャープアイ」や「月眼」を使って受けを行うデータカブト。

「合気」、「クフレ」、「自動反撃」をすべて習得してトリプルカウンターと言い張る。(そのうち「呼吸」や「空蝉」や「口答え」など、ドンドン返し球を増やしていく。)





俺はいったい何を考えているんだろうか…



12月8日(土)

BS忘年会
やってきました。20時から…というか、ぶっちゃけ古源さんが21時に合流した段階でみんな1杯しか飲んでなかったから21時からですね。21時から1時半頃まで楽しく飲んで、その後はカラオケに行き、4時に解散って流れでした。

みんな去年よりもたくさんお酒を飲んでいたので、話が盛り上がって楽しかったです。もがんばって飲んでた。私は途中で「そろそろヤバイかなぁ?」って感じがしてきたのでストップかけて、kouさんが頼んだケーキのモンブランを強奪して遊んでました。情けない。

TRPGサークルの飲み会なので、TRPGの話を中心に盛り上がれてよかったなーって思います。こんな楽しいならもっと何回もやりたいねって感じでした。みなさん遅くまでお疲れ様でした。



個人的にありえないと思っていたのが、16日のALGセッション用に作成したキャラに対してのツッコミが全方位から発射されたこと。

正直な話、「未来鼻炎」と「未来訛り」って設定を思いついた瞬間に俺は「勝った…」ってほくそ笑んだ。そんな自信度120%で世に送り出したキャラクターが「キモい」、「ありえない」、「未来帰れ」といろいろ言われていたので何が起こったのかサッパリわからなかったぜ。

いったい何がいけないって言うんだ? 誰か、俺にもわかるようにわかりやすく教えてくれ。(もちろん全部冗談です。)



12月7日(金)

どろどろなー
徹麻とか若いな、MERUでございます。



結果から言うとラス引いちまったい。序盤のビハインドを引きずったままズルズルと配牌の悪さをガマンして結局ラス…って展開が多すぎてしぼむ。

今回は勝負に対する姿勢ができてなかったなーと思います。ダラダラと安手にしかならんクズ配牌を手広く受けた結果、他家の仕掛けやリーチに対して安牌0&しょうがないから手なりで打ったら即死…みたいな展開が多かったです。赤入りだから、さすがで配牌オリとかいうバカみたいなプレイングはしたくなかったんですが、にしてもヒドかったなーと。「十三不塔」アリだったら何回も和了れてた…ぶっちゃけ億万長者になれてたぞ…

突然発生した無駄遣いに心を痛めましたが、それも自分が打った結果だししょうがないか…明日はBSの忘年会、ガッツリ行こうぜ、みんな!



12月6日(木)

心霊アルバム
教授の顔をモノクロコピーして切り貼りしながら遊んでたらえっらい楽しかった、MERUでございます。



PCの講義がサッパリわからなくなってきました。うぁぁとチームを組んで一緒に行っているんですが、彼が日付をチェックしたら前回の作業がちょうど今から1ヶ月前…出遅れすぎ&わからなくなりすぎ。

お金払ったし、単位も欲しいからやるしかないんだけど…ちょっと俺には難しすぎるなー。近いうちになんとかせねば。



あ、あとようやく風邪が治りました。やったね。



12月5日(水)

九段というより
カマイタチの一部分と青龍がムズい。稲妻はまだ5:5ぐらいだけど、白虎は安定してきた。

SUDDEN+を切った方が譜面見れていいかも。あとHSは通常時よりも1段階下げた方がよさそうだ。

体力の無駄使いを避けるために、指も腕も最小限の動きでプレイしていこう。



以上、覚え書きでした。とりあえず今後の練習メニューとしては、各曲1日3セット。でも「INAZUMA」のBMSは持っていない。なんとかせねば…



12月4日(火)

現実逃避

出張買取最高。

おかげでいい夢見れました。

今日は朝からいろいろあったけど、↑につきる。




12月3日(月)

前途多難
風邪引きました、MERUでございます。



単位大丈夫かなぁ…



12月2日(日)

ヴァーハナかわいいよヴァーハナ
4日分ぐらいまとめて日記更新。クトゥルフのプレイレポは…すいません、来週も時間取れそうにないんで公開未定の方向で。



今日は新潟市青年の家さんとBAN−CON実行委員会の協力のもとに実現した『演劇×TRPG交流セッション』というイベントに参加してきました。演劇サークルの方々と共に卓を囲むことで、ロールプレイを向上させるためのスキルやテクニックを盗むことができるかもしれないということで、今日という日を2週間ぐらい前から楽しみにしていました。

3卓立つということで、私は袋猫さんのALG卓に参加させてもらいました。演劇サークルの方は合計で5人いらっしゃって、ALG卓には2人入ってくれました。

演劇側の方に先に希望枠を選んでもらったら、PC1とPC4が余りました。椎名さんとダイスロールした結果、なんと私がPC1…役割を演じるという行為をメインで行っている人が目の前にいるってのにPC1か…正直うまくできるか不安でした。



袋猫さんがキャラメイクの規制をほぼ完全に取っ払ってくれたので、その場でハンドアウト見ながら作成することに。

推奨クラスはファイター、カバーは高校生、クイックスタートは魔剣使い…その瞬間、すべてがつながった。



前線に出るんだからファイターは推奨じゃなかったとしてもほしいところ。それに加護の名前が「トール」…確か雷神の名前だ。そして魔剣使い=ソードマスター。「庇護の剣」は味方PCのみならず、いざという時にはヒロインさえ守れる素晴らしい特技だ。しかも加護の名前は「タケミカヅチ」…これも確か雷神の名前だったはずだ。そしてカバー=高校生&PC1には最適と言えるレジェンド。「剣王の城」装備に「雷槍」という武器があった。



しか知らないネタで申し訳ないんですが、以前「異能使い」で作成して未使用のまま生き続けている私のPCが、ALGによってある程度再現できることに気付きました。「元力」的なルールがないのが少し残念ではあるけれど、贅沢は言っていられない。このキャラならイメージもほぼ固まっているから演じやすい。もうこれでいこう。







…が…ダメ…ッ!!







この3種のクラスの組み合わせだと、能力値が14、14、11、11と…3で割って2余るところが4種も出てくる。しかも「剣王の城」の装備は常備化しているワケじゃないから「魔剣所持」にも「煌きの刃」にもひっかからない…つまりソードマスターのクラスが「タケミカヅチ」以外何ももたらしてくれない…

結局ファイター2LV/レジェンド1LVにして作成。戦闘値を眺めてみて絶望しましたよ。だって昨日使ったサポート系の中途半端キャラの方がすべてにおいて強いんだもん。でもま、多分何とかなるだろうとか、そんな甘い考えでセッションスタート。



今回はセリフの掛け合いが上手にできたと思いました。ヒロインとの会話で天然フラグクラッシャーをやってみたり、失意に暮れて他のPCに励まされて奮起という王道的なノリをやってみたりと、1回のセッションで実に様々な展開を楽しむことができたと思います。

ただ、戦闘時は毛ほども役に立てませんでした。むしろキャラの戦闘力が低い上に出目まで悪いという救いようのない状態で足引っ張ってさえいました。後で聞いたら戦闘バランスは結構キツめに作ってあったとか…何が「何とかなるだろう」だよ、何ともなってねぇじゃねぇか。

おかげでクライマックスの尺が延びてしまい、終了時間が押してしまうという事態に…関係者の皆さん、本当に申し訳ありませんでした。



まぁ、そんな情けない反省もありましたが、イベント自体は3卓すべてから笑い声が聞こえてきたところを考えると大成功だったと言えるのではないでしょうかね。

初めてTRPGをプレイする人が、回避判定でクリティカルが出てガッツポーズしたり、「トール」で10D6追加して嬉々としてダイス振ってるんですよ。そんな姿を真横で見れて、私はとても嬉しかったです。

今日一緒に遊んだ人達が、またいつかどこかで、今日のことを思い出してくれたら嬉しいな。ハマってTRPGを本各的に遊ぶようになってくれたらもっと嬉しいな。



最後に…企画、運営に携わってくれたスタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。そして参加者の皆さん、素晴らしい1日をどうもありがとう!



12月1日(土)

変身しなくたって人は救える、守れる、戦える
kouさんのGMのもと、ALGをプレイしてきました。キャラクターは以前から考えていたルーンナイトの変身ヒーローを少し改造して、普通の熱血系刑事にしました。

PC3でのスタートだったんですが、PC2よりもモチベーションがしっかりしている&維持しやすかったことと、キャラクター本来の性格が典型的な正義の味方だったために、グイグイとストーリーに入り込んでいくことができました。

キャラクターとしての演じやすさだけでなく、攻撃、サポート、回復と多岐に渡って活躍できる能力を持っていたため、戦闘中も使っていて楽しめるキャラクターでした。今回のセッションだけでものすごく愛着が湧きましたよ、この器用貧乏感がたまらないです。



ALGは今後もプレイする機会が増えていきそうなシステムなので、もっと勉強していろんなキャラを作りましょうと思いました。とりあえず今後の課題としては、戦闘の詰め方と加護の使用タイミングなどが読めるようになりたいな。



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