シーン 7 カード クロマク(深遠 事件の黒幕の介入・妨害、賢者による的確な助言) SP 黒井 大地 三河屋の追跡から逃れるため………もとい、観光でヨコハマに来ていた黒井。幸か不幸か、彼は仕事の依頼を受ける。 RL:では、登場したい人は「社会:ヨコハマ」か「コネ:黒井 大地」で判定してください。 如月:(手札を見て)クラブのカードが無ぇ……… 全員爆笑 RL:コネ、クラブで取ったの!? 如月:いや、黒井君がクラブで取ってくれたんで。 黒井:RL、俺はシーン・プレイヤーだから自由に電話してもいいんですよね? RL:ああ。 黒井:じゃあ、俺が電話するからいいよ。 如月:あ、電話受けた段階で登場するのなら、登場判定に失敗して交換しておきます。 RL:そうだね、それがいいだろう。あと、如月とアスラはチームを組むことを宣言すれば、どっちかが登場した瞬間に両方登 場できるよ。 如月:まぁ、嫌がる理由もないし、組みますよ。いいですか? アスラ:はい、いいですよ。 RL:じゃあ、黒井側から電話するんだね? 黒井:そうですね。 RL:どうぞ。 黒井:かけました〜。 如月:もしもし? 黒井:あぁ、もしもし? 今ヨコハマから帰るとこなんだけど、何かいるか? 如月:ヨコハマ………いや、土産はいいから仕事を請けてくれないか? 黒井:はぁ!? 全員笑 黒井:おいおい、俺は今から帰ろうとしてるんだぜ? やっと三河屋撒いたのに…… 全員爆笑 如月:頼む! 今ヨコハマにいるカブトを探してたとこなんだ! 黒井:計算したように俺じゃないか!? 全員爆笑 如月:報酬も満足のいく額を払うから、引き受けてくれないか? 黒井:う〜ん……まぁ、いいか。で、内容は? 如月:ヨコハマに守ってもらいたい人物がいる。俺もすぐ向かうつもりなんだが、車じゃ2時間ぐらいかかるだろ? その間 その人物は完全に無防備になってしまう。 黒井:ああ、そういうことか。それで、そっちが着くまで守ればいいのか? 如月:俺が迎えに行き、その後、N◎VAの千早重工まで送ることになっている。できればお前には最後まで付き添ってもら いたい。 黒井:なるほど。 如月:帰りの移動費もタダで済むぞ。やってくれないか? 黒井:ああ、わかったよ。それで、護衛対象の情報は? 如月:ああ、アラン・マクレガーって知ってるか? 黒井:判定しません。 RL:「鬼引き(※3)」でもしたらどうだ? 黒井:だって、絵札はファンブルだろ? (※3:鬼引き) (通常の判定では、使用する技能を宣言→手札からカードを1枚出す→山札からカードを1枚補充する→RLが結果を教える。 という流れである。「鬼引き」とは、手札からカードを出すのではなく、山札の1番上のカードを捲って、そのカードで判 定ができるルールのことである。手札にいいカードがなく、何を出しても成功しそうにない時の最後の手段である。が、 黒井が言ったように、絵札が出ると「ファンブル」、つまり最悪の事態が起こってしまう。) RL:この場合のファンブルは、黒井がアランを誤認して、まったくの別人を護衛してしまうことだろうな。 如月:で、俺が着いたら本物は死んでいた。と(笑) 全員笑 黒井:なのでやりません。『なんだそれ? 食い物か?』 全員爆笑 如月:違う! アメリカで活躍していた油絵の画家だ。今はテラウェアでデザインの仕事もしているみたいなんだ。 黒井:テラウェアか……まぁ、ロクな話を聞かないな、あそこは。 如月:ああ、で、今回うちがアラン・マクレガーの引き抜きに成功したんだ。 黒井:そうか、よかったじゃないか。 如月:だが俺の手違いで、向こうの「クグツ」にバレた。 黒井:なぁんだ、またやったのか? 全員笑 如月:言うな(苦笑) それで、だ。引き止められなかったとわかった以上、テラウェアはアランを消しに来るだろう。 黒井:それで、守ってくれ、と。 如月:ああ、そういうことだ。 黒井:わかった。だが、もし本当にテラウェアの「クグツ」が来たら、俺はそいつを連れて逃げるぞ? 如月:ん? どういうことだ? 黒井:PL的に言うなら、戦う術が無いから逃げるしかない。ってこと。 全員笑 如月:つまり俺が着く頃には、別の場所に移動しているかも…ってことか? 黒井:そういうことだな。 如月:ああ、いいだろう。アラン・マクレガーさえ無事なら、こちらの手間などいくら増えても構わない。 黒井:相変わらず仕事熱心なやつだなぁ(笑) まぁ、その場合は、安全なところに移動してから連絡するよ。 如月:ああ、よろしく頼む。アランのアドレスも送っておく。 黒井:わかった、それじゃあな。 如月:ああ!! 待った!! 黒井:な、どうした? 如月:そういえば、この後すぐにお前に電話がいくことになってたんだ。 黒井:電話って、ターゲットのアランってやつからか? 如月:ああ、勝手にアドレスを教えてしまってすまない。悪いが、詳しい話は2人で決めてくれ。 黒井:いいさ、それぐらい。わかったよ。 如月:何から何まで慌ただしくて、本当にすまない。 黒井:まぁいいって。こっちもやることは終わったし。シャバに出て暇になったところだったんだ。 全員爆笑 如月:じゃあ、よろしくな。 黒井:じゃあ、どうしようかな。電話を待つのもいいけど、一応アランの家に向かっておいた方がいいな。移動します。 RL:わかった。じゃあミホ、突然ですが「隠密」の判定をお願いします。 ミホ:え? RL:いや、堂々としてるなら判定しなくてもいいよ。 ミホ:いえ、じゃあ判定します。19です。 RL:じゃあ黒井、「知覚」で判定しますか? 黒井:いや、いいよ。絵札まで使って隠れたのを、万が一にでも見つけちまったらかわいそうだし(笑) 全員笑 黒井:じゃあ、気づかずにピーンポーン。 DAK:どこのどいつだぎゃわ? 全員笑 黒井:護衛を頼まれた、黒井 大地だ。 DAK:あぁ〜、そういえばそんな人に電話するって言ってたなぁ。ちょっと待ってて。 RL:5分、6分、7分…… 黒井:ちょっと待て、家の中に人の気配は? RL:ああ、7分ぐらいしてようやく気配が。で、10分ぐらい待ったら画像が出て、『すまんすまん、あぁ〜、よく寝た。』 黒井:入ってもいいんですか? アラン:ああ、どうぞどうぞ。 黒井:じゃあ、入って鍵をかける。 ミホ:今、「カブト」と思われる人物が中に入っていきました。家の中は一体どうなっているのでしょうか!? 如月:記者として営業中ですね(笑) 黒井:部屋の説明をしてくれるかな? RL:ああ、豪華で整ったいい部屋なんだが、住人のアランがどうも浮いているように感じるな。 黒井:じゃあ、アランの左斜め45度ぐらいに立つ。 RL:じゃあそこで、「知覚」で判定してくれ。難易度は16だ。 黒井:重要そうだな…………21。 RL:成功、天窓の外に人影が見えた。 到着早々、いきなり不審人物を発見する黒井。人影はテラウェアの刺客なのだろうか?