シーン 10 カード イヌ(審判 事件の決着、逮捕、失われしものの復活、蘇生、浄化) SP  全員 N◎VAの千早重工に向けて移動を開始した一行。中間地点に差し掛かったところで、彼らの視界に飛び込んできたものは… RL:まぁ、みんな感づいてると思うが、一応「知覚」の判定を。 黒井ミホ:15〜。 如月:17です。 アスラ:みんないい数字出してるからいいか。失敗です。 RL:バイパスとか高速道路みたいなもんなんだけど、少し先の道路のド真ん中に、横付けにした車が1台停まっています。 アスラ:車線の幅は? RL:あ……… 全員笑 RL:よく考えりゃ、避けれそうだな(笑) 如月:3車線あるんですか? RL:……3車線ある。で、問題の車は真ん中の車線を封鎖している。両脇の車線はその車を避けるために渋滞している。 如月:ウィンカー出して、車の流れに乗ろうとする。 全員爆笑 如月:『なんだよ、あの車ぁ〜! マジウゼェ〜!』とか言いながら(笑) アスラ:キャラ変わったなぁ(笑) 如月:ははは(笑) ちなみに、「スカラベ」のタイヤってキャタピラですか? RL:う〜ん、多分ホバーみたいな感じになるのかな? 如月:じゃあ、キュラキュラベコベコ『あ、悪ぃ、見えなかった(笑)』ってのはダメなんですね。 全員爆笑 RL:うん、でもホバーだから、跳ね飛ばすみたいなことはできると思う。 ミホ:下に飛び降りるってのは? RL:10m下は東京湾だ。着水の衝撃にホバーが耐えられるかな? 如月:……千早の技術に賭けてみるか?(笑) 黒井:いや、ムリ… 全員笑 RL:あと、非武装とはいえ装甲車でおかしな動きをしたら、密入国者と間違えられて日本軍に攻撃されるかもしれない。 黒井:はははは(渇笑) 如月:とりあえず、敵かどうかわからないんだし、スピードを緩めます。 黒井:いや、多分敵だろう(笑) 如月:まぁ、俺も9割方敵だと思いますけどぉ(笑) アスラ:だったら俺が撃ち抜くか? 如月:いやいや、ただの事故車だったら、いきなり発砲しちゃ千早にとっては非常にマズい。とにかくブレーキ。 RL:するとサンルーフが開いて、会社員風の男が2人姿を現す。 如月:テラウェアか。 RL:1人はさっきアランに攻撃してきた、腕の伸びる男。 アスラ:田島とか言ったっけ? RL:君は別の名前で彼を知っている。 アスラ:え? RL:タジマモリ32号。 全員笑 ミホ:お知り合いですか? アスラ:昔、仕事を邪魔されたことがある。 黒井:もう1人は? RL:君は知らないが、如月は知っている。 如月:え? RL:アランに電話した時、後ろに映っていた男だ。 如月:あいつか! RL:今は、背中にデカイ十字型の鉄の塊を背負っている。手裏剣のようなものだな。そして… 田島:やぁ、お待ちしておりましたよ。 如月:できれば、もっとマシな所で待っていて欲しかったんだがな(苦笑) 田島:素直に降伏していただければ、こちらも弾丸の無駄遣いをする必要が無くなり、経費を節約できるのですが…… 如月:こちらも仕事なんでな……譲るわけにはいかん。俺と同じ「クグツ」のアンタ達なら、『仕事の重さ』ってやつを理解で    きるだろう? 田島:お互い、大変ですなぁ(笑) 如月:ああ、まったくだ(笑) 全員笑 アスラ:このまま意気投合して見逃してくれないかな? 全員爆笑 如月:向こうも同じことを考えているだろうな(笑) ミホ:『おとなしくアランさんを渡せぇ!』とか?(笑) 如月:ま、お互いやることは1つだろ? こちらも早く帰りたいんでな。いつまでも貴様らと喋っているわけにはいかん。 田島:そうですな、しょうがない……ではお送りいたしましょう。地獄まで。 やはり避けて通ることはできなかった。一行は高速道路の上で、テラウェアの「クグツ」達との戦闘を開始した。
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