トーキョーN◎VA リプレイの読み方
やはり実際にゲームをやったことのない人には読み辛いようなので、もう少しサポートさせていただきます。完全には補いきれませんが、みなさんが少しでも読みやすく感じていただければ幸いです。
各フェイズの説明
まず初めに、リプレイを1話選択して開いてみてください。「プレアクト」、「オープニングフェイズ」、「リサーチフェイズ」、「クライマックスフェイズ」、「エンディングフェイズ」の5つに分かれていると思います。
プレアクト メインのストーリーを始める前の下準備。キャラクターに自分が今置かれている状況を説明したり、キャラクター同士の自己紹介、「シ
ナリオコネ」の配布などを済ませます。
オープニングフェイズ 各キャラクターのシナリオへの導入を行います。ここでは主に、事件への介入の仕方や理由を説明します。
リサーチフェイズ 自分が持っている情報を整理し、「コネ」や情報網を駆使して、事件の新たな情報を掴みます。
クライマックスフェイズ 主に戦闘が発生します。事件の黒幕との戦闘など、文字通り、1番の見せ場です。
エンディングフェイズ 事件の解決のシーンです。報酬をもらったり、回想にふけったりしながら、キャラクター達は元の生活へと戻っていきます。
物語の開始はオープニングフェイズからになりますが、やっぱり、管理人としてはプレアクトから読んでほしいですね。
次に、プレアクトの説明をします。
プレアクトの説明
キャラの名前:発言
といった形で、文章が書かれています。これはプレアクトだけではありません。今後の各フェイズも同じ書き方です。また、特に差別化はしていませんが、発言にはプレイヤーとしての発言と、キャラクターとしての発言の2種類があります。そのキャラクターの口調に違和感を感じるようなことがあったら、それはきっとプレイヤーとしての発言でしょう。
自己紹介では、各キャラクターがRLの指示の下、自分の名前とスタイルを公開します。(人によっては、年齢、性別、性格の説明も。) スタイルについてはここを参照してください。
コネについてはここでも説明していますが、特定の人物とコネクションを持っていることを表します。「コネ」を持っているキャラクター同士は、過去に何かしら面識や接点があったことになります。お話の中で、まるで旧知の仲かのように知らないキャラクターと話し出すこともありますが、いろいろな職業が設定できるこのゲームでは貴重な情報源になるのです。顔見知りのように話すプレイヤー側もほとんどがアドリブです。
オープニングフェイズとそれ以降のフェイズ
『出前一丁』のシーン1を例にとってみましょう。
シーン 1
カード アヤカシ(倦怠 停滞、凪、自縄自縛、手がかりが消える。)
SP ミホ・HJ・ミユキ
というようになっているはずです。
シーン そのシーンが、シナリオの何シーン目かを表示しています。
カード トーキョーN◎VAでは、1シーンごとにスタイルのカードを捲ります。タロットカードのように、そのカードが暗示するキーワードをそのシーン
のキーワードにしてしまおう、という目論見です。「アヤカシ」のキーワードは倦怠、停滞などです。このシーンは、ミホが上司に無理矢理仕
事を押し付けられ、蓄積されたストレスから倦怠感を感じてしまう、というシーンになるわけです。
(なお、このキーワードに必ず合わせろというルールはありません。あくまでも、目安です。)
SP シーン・プレイヤーの略です。そのシーンで中心となって行動するキャラクターを決め、紹介します。
また、トーキョーN◎VAで場面がコロコロ変わるのは、このシーン・プレイヤーを決めるからです。キャラクター同士でチームを組んでいない
序盤は、ほとんど単独行動です。1つのシーンがあまりにも長いと、他のプレイヤーが退屈してしまいます。それを防ぐために、RLは1つの
シーンをあまり長くせず、キリのいいところで区切っているのです。
次は文中のカッコ表記について説明します。
太いカッコ→『』 あまり使いませんが、キャラクターのセリフを表示するときに使います。
如月:ノックをして、『如月です。』と言ってから入ります。
上記のようなセリフの場合、「ノックをして、」と、「と言ってから入ります。」がプレイヤーの発言、『如月です。』の部分がキャラク
ターとしての発言になります。
細いカッコ→「」 トーキョーN◎VAの専門用語などを表示するときに使います。スタイルなどもそうですが、主に特技やアイテムが入ります。スタイ
ルと違って数が多いため、すべての特技やアイテムの説明をすることはできません。申し訳ありませんが、ご了承ください。
とりあえずこんな感じです。私が思いついたことしか書いていないので、質問された場合、もしくは私が思いついた場合、ここに新たに書き加えていくことにします。